双子の基礎知識
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卵性
双子を連れて歩いてると必ずと言っていいほど道行く人々に聞かれる「一卵性?二卵性?」
それだけ有名な言葉ですね。
で、どんなもんなわけ?簡単に解説。
一卵性 |
1つの卵子に1つの精子が受精。 あららっ!分裂! 分裂しなければ1人の赤ちゃんとして生まれます。 遺伝子はまったく一緒。 まさに分身。 性別はもちろん、指紋や手形などもほとんど同じです。 |
ニ卵性 |
排卵された2個の卵子に、それぞれ精子が受精すると二卵性となります。 2人の遺伝子はそれぞれ異なるので、兄弟がたまたま一緒にお腹に入った、といった感じです。 普通の兄弟程度に似ています。 男女の双子ちゃんの場合は必ず二卵性です。 |
膜性
双子と判明してまず確認しておかなければならないこと、それが膜性。
大まかにわけると一絨毛膜と二絨毛膜があります。
簡単に言うと、『胎盤が1つか、2つか』ということです。
胎児は胎盤から栄養をとります。
1つの胎盤を2人で共用していると血液が平等に届かないなどの心配事がでてくるので注意が必要です。
ちなみに二卵性の場合は必ずニ絨毛膜ニ羊膜となります。
子宮の中の双子ちゃんのお部屋はこの3パターン
ニ絨毛膜ニ羊膜 |
完全に別部屋 (二卵性・一卵性) 胎盤2つ |
一絨毛膜ニ羊膜 |
カーテンで仕切ったワンルームに同居 (一卵性) 胎盤1つ |
一絨毛膜一羊膜 |
完全同棲生活 (一卵性) 胎盤1つ |